中Moyen~8 minかぐや姫La princesse KaguyaAdaptation simplifiée, d'après la version de 楠山正雄 (Aozora Bunko, domaine public)むかしむかし、竹たけを切きってくらしているおじいさんがいました。… あるひ、山やまへ行いくと、光ひかる竹たけがいっぽんありました。… おじいさんがその竹たけを切きると、中なかからちいさなおんなの子こが生うまれました。… おじいさんはその子こを家いえに持もって帰かえりました。…おじいさんとおばあさんは、その子こに「かぐや姫ひめ」という名前なまえをつけました。… かぐや姫ひめはとてもはやく大おおきくなりました。… そして、月つきの光ひかりのように美うつくしいむすめになりました。…かぐや姫ひめが美うつくしいといううわさは、とおくまでつたわりました。… ごにんのきぞくが、かぐや姫ひめとけっこんしたいと言いいました。… でもかぐや姫ひめは、だれともけっこんしたくありませんでした。…そこでかぐや姫ひめは、ひとりひとりにむずかしいねがいごとをだしました。… 「とおい海うみのむこうにあるたからものを持もってきてください。」きぞくたちはみんなしっぱいして、だれもかぐや姫ひめに会あえませんでした。…そのうわさは、みかどにもつたわりました。… みかどもかぐや姫ひめに会あいにきて、「わたしのおきさきになってください」と言いいました。… でもかぐや姫ひめは、しずかにことわりました。…あるひ、かぐや姫ひめはかなしそうに言いいました。… 「わたしは、このせかいのものではありません。ほんとうはお月つきさまからきました。」おじいさんとおばあさんは、とてもおどろきました。…つぎのまんげつのばん、そらからたくさんのつかいがおりてきました。… 「さあ、お月つきさまへ帰かえるじかんです。」かぐや姫ひめは、おじいさんとおばあさんにおわかれを言いいました。…かぐや姫ひめは、かたみにちいさなつぼをのこして、月つきへ帰かえっていきました。… そのつぼの中なかには、しなないくすりがはいっていました。… おじいさんとおばあさんは、いつまでも月つきをみて、かぐや姫ひめのことをおもいました。…